------パチンコ初めて物語------

初めてパチンコで勝ったのは2002年の3月だった。
なかなかパチンコというものも難しく台選びはなるべく
アウトローパチンコ信者の隣だけは避けよう、巻き込まれるぞ!
といい聞かせていたのでこんな感じのとくに害はなさそうな席に座って
特に台のデーターは気にせずやってみることに。

というよりは台を選ぶほど余裕がないという事実は黙っておこう





台は海物語。正直いうと台選び失敗。
年寄り臭い。
なんともいえないあの線香臭いにおいだ。店内のBGMはどこぞのユーロミックスにも関わらず
この空間のみ
軍歌が流れていてもおかしくない状況だった。
ばあさんは八箱ぐらい出してた。じいさんはなかなかでないらしく半分きれていた。
1000円でとってもいとおしいマリンちゃんリーチをひくもののハズレ。
ついに隣にいたじいさんが
ショック死しびれをきらし食事札をたて退散していった。
ふん、半端者がぁぁあ!テキニセナカヲミセルコレヨクナイ。
あっさり元金をすった瞬間救いの手はいきなりのびた。
隣に座っていたばあさんが
「かってるからあげるよ。若いの。200ぐらいでいいでしょ。」

神よ!ゴットよ!


もうくさいなんていいません、すいませんでした。


一瞬このばあさんなら抱かれてもいいと思ったが危ない道に走る前にそれだけは思わないようにした。


しかし仮にパチプロになってパチンコの師匠は?なんてきかれたら
間違いなくこの名もしらないばあさんを言うだろう。

この光景を隣にいたじいさんに見られたらドル箱の箱でこめかみを殴られてもおかしくない状況だ。
そしてなんと格変をひいた!
きっとフリーザを倒した時のゴクウはこのような微妙な気持ちであったに違いない。
初フィーバーで頭がテンパり
ドル箱を持ち上げてしまい店員に怒られる暴挙も見せた。

挙句の果てになにを思ったのかまったくでていなかったじいさんの台に少しおすそ分けをしてあげた。
しかしこの行為はベテランにとっては屈辱らしく
ハンセンにFU○K YOUをかますに等しい行為と聞いた。


いつの間にやら隣のじいさんが戻ってきていて
「小童が!調子こくでないぞ!」
といわんばかりの目で見てくるが関係ない。
この時点でハンセンだろうが勝者はこの俺だ。

結局38000円勝ち。
これだからパチはやめられないんですよ、母上。